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スイーツでも太らない方法?

2019/01/19
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「スイーツは太りやすい」というイメージを大多数の人が持っているのではないか。 その理由としては、おそらく「スイーツ=甘くてカロリーが高いから太る」という公式ができあがっているのだと推察できるが、実は糖質のカロリーはタンパク質(魚・肉・卵などに多く含まれる)とグラムあたり(4kcal/g)は同じ。 では、なぜ甘いものだけが「太る」と思われてしまうのか。 そんな「常識」の真偽や「太らないスイーツの食べ方選び方」について、健康情報サイトのマイクロダイエットでは興味深いレポートを公開している。今回は、その概要をお伝え 甘いものはなぜ太る? まず、糖質が身体の中でどう代謝されるのかを簡単におさらいしておこう。 糖質を含む食べ物は、体内に入るとブドウ糖に分解され血液中へと流れ出す。 ブドウ糖はすい臓から分泌されるインスリンによって代謝された後、水と二酸化炭素に分解されるが、代謝されなかった余分な糖は中性脂肪となって体内に溜まる。 インスリンの機能は他にも中性脂肪の合成、分解の抑制などがあり、これにより糖分を一度に摂りすぎると太ってしまう。血糖値が急上昇すると体脂肪になりやすいです。 また、スイーツ=「甘い」ことだけがダイエットの障害ではなく、もちろんカロリーの高さも大きな問題。 洋菓子では砂糖と一緒にバターや生クリームなどが使われることが多いが、これがカロリーを大きく跳ね上げる要因となっている。実際、バター100gで745kcal、生クリームは100gあたり433kcalもある。そして油脂自体のカロリーは9kcal/gで、糖質・タンパク質の倍以上。 カロリーは摂りすぎると当然身体は代謝しきれずエネルギーとしても余ってしまうため、結果、体脂肪として蓄積されていく。また、血糖値が急上昇すると体脂肪になりやすい。 ダイエット中でもおすすめのスイーツとは? ダイエット中に甘いものが欲しい場合、よく薦められるのが和菓子。理由は洋菓子よりも使われている原材料が低脂肪なため。ゆえに、その分カロリーが低くなる。 また、和菓子によく使われるあんは小豆が原材料。小豆は食物繊維を多く含む食材で、100gあたり17.8g、あん100gあたりは5.7~6.8gを含んでいる。食物繊維を多くとると血糖値を適正に調整する働きがあり、体脂肪合成が妨げる効果が期待できる。 ただし、和スイーツといってもあんこ+生クリームなど洋の要素があるものは避けたい。 どうしても洋菓子が食べたい場合は、白い小麦粉や上白糖ではなく、全粒粉やライ麦、メープルシロップ、黒糖など精製されすぎていないものを使ったスイーツを選びたい。精製されすぎていない粉や糖分は血糖値の上昇を緩やかにしてくれると言われているからだ。 続いて身体を温める食品を選べるようになれば、もう上級者! 該当するのは餅米、かぼちゃ、しょうが、さつまいも、あんず、小豆、シナモン、ナッツ、黒ゴマなど。日本をはじめアジアのスイーツに多用されるものばかりだ。こうした素材をスイーツに上手に取り入れることもお薦めしたい。