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ダイエットの失敗原因
2018/09/01
まず、パーソナルトレーニングを受けても「痩せない」という場合に考えられる6つの原因を紹介します。
パーソナルトレーニングで痩せない場合に考えられる6つの理由
1.生活を改善しない
パーソナルトレーニングでは、月に数回のトレーニングだけではなく、日々の生活を改善していくことも大変重要です。これを怠れば、ダイエット効果を体感できないことは十分に考えられます。
トレーナーの方針にもよりますが、「自主トレを行う」「食事内容を変更する」など、生活を改善するようにトレーナーから求められることがあります。
これは例えば、普段から全く運動をせず、すぐ近くでも車を使う方や、糖質やカロリーを過剰摂取している方など、太る原因になっている生活習慣を変えなければならない場合がわかりやすいでしょう。
上記の例ほどでなくても、日々の積み重ねが太ることへとつながっている方は多いはず。トレーニングも大切ですが、太る原因となっている生活習慣を取り除くことも大切です。
ただし、自己流のトレーニングや食事制限では間違っている可能性が高いため、必ずパーソナルトレーナーに正しい自主トレ方法や食事指導を受けるようにしてください。
間違ったトレーニングや食事制限は、ダイエット効果が低いだけではなく、ケガや体調不良へつながることさえあります。
2.強いストレスを感じている
ストレスを感じ「血糖値が高まる」「筋肉が分解される」ことで、ダイエットの効果が弱まっている可能性があります。
ストレスを感じるとコルチゾールというホルモンが分泌されるのですが、このホルモンが増えると、「免疫力の低下」「不眠」「筋肉の分解促進」「血糖値の上昇」などの変化が現れます。
なかでも、血糖値の上昇と筋肉の分解は、ダイエットの障害となるものです。
3,睡眠不足が続いている
睡眠不足によって、食欲が増進されたうえに、エネルギー消費が低下している可能性があります。
睡眠が不足すると、レプチンというホルモンの分泌が減少します。このレプチンは食欲を抑える働きや、エネルギー消費を高める働きがあるなど、ダイエットに役立つ効果を持っています。
しかし、睡眠不足状態では、そんなレプチンが少なくなるばかりか、食欲増進効果のあるグレリンというホルモンの分泌が増加してしまいます。
4.トレーナーへ正直に報告しない
トレーナーにもよりますが、毎日の食事内容や、どれくらいトレーニングを行っているかなどを定期的に報告する必要がある場合があります。この時、正直に報告をしないとトレーナーはあなたの状態を正しく把握できなくなってしまいます。
トレーナーはあなたの体重や食事内容、運動量などを考慮したうえでダイエットプランを提案してくれます。このプランは最初に作って終わりではなく、経過を見ながら随時修正していくものです。
そのため、あなたの状態を正しく把握しなければ見当違いのプランとなってしまうこともありえます。
5.最初に頑張り過ぎて燃え尽きてしまう
「パーソナルトレーニングで絶対痩せてやる!」と意気込むあまり、極端に頑張り過ぎて長続きしない場合も考えられます。
パーソナルトレーニングを受けると、トレーニングや食事指導などで人によっては大きく生活内容が変わることもあるでしょう。特に普段から全く運動をしていなかった方や、糖質制限などの食事制限を受ける方は生活がガラリと一変するはずです。
しかし、「今までの生活を反省して、頑張ろう!」と毎日筋トレに励んだり、極端な糖質制限を行ったりするのは逆効果です。
なぜなら頑張り過ぎると長続きしにくいだけではなく、パーソナルトレーナーから指導された範囲を逸脱することで、逆効果であったり、ケガなどの危険が伴ったりするリスクもあるからです。
最初にハイペースで取り組んで、その後長続きしないのであれば意味がありません。トレーニングも食事制限も継続することが大変重要です。
6.停滞期に諦めてしまう
ダイエットにつきものとも言える停滞期は、パーソナルトレーニングであっても訪れる可能性はあります。そこで諦めてしまえば痩せられないでしょう。
そもそも停滞期が訪れる大きな原因として、ホメオスタシス機能が挙げられます。
ホメオスタシス機能とは
体温や血糖値などを、一定の範囲内に収めるよう調節する機能のこと。体の中の様々な機能を、外部環境が変動しても常に正常に保つ働きがある。この調節には体重の変動も含まれる。
ダイエットによって、体重が減少することで、体は飢餓による緊急事態だと勘違いします。すると、ホメオスタシス機能が「食べ物からの栄養吸収率を上げる」「エネルギー消費を抑える」ように働くことで、体重の減少がストップしてしまいます。
このホメオスタシス機能による停滞期が訪れるということは、ダイエットが順調に進んでいる証拠とも言えるのですが、ダイエットが上手くいっていないと感じトレーニングを止めてしまいかねません。
停滞期がやってきても、根気強くトレーニングを続けることが大切です。