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高齢者training
2018/11/06
移動動作能力の維持増進のための運動
移動に関わる動作は「立つ、座る、起き上がる」などの起居動作と「歩く、走る、階段の昇降」などの歩行動作がある。起居動作や歩行動作の加齢に伴う能力低下は、各動作の主動筋である腹筋群(腹直筋、内・外腹斜筋)や大腿四頭筋における筋力の低下を反映している。従って、これらの筋群の筋力維持向上を目的とした以下の運動(ストレッチングと筋力トレーニング)を行なうことが有効である。
1)上体おこし(図1)や上半身の捻転運動(図2)
2)大腿背部(図3)、股関節(図4)、腰(図5)のストレッチング
3)膝関節の伸展運動(図6)やスクワット(図7)
4)股関節の屈曲運動(図8)
5)足関節の背屈運動(図9)と底屈運動(図10)
3.高齢者の健康づくりのためのレクレーション活動や軽スポーツ
高齢者が安全で、楽しく、かつ運動効果が期待できるレクレーション活動や軽スポーツとしては以下のものがある。
1)レクレーション活動
(1)ハイキング、ピクニック、オリエンテーリング、キャンピング
(2)旅行、ホステリング
(3)社交ダンス、フォークダンス、盆踊り、日本舞踊、民踊
(4)家や庭の手入れ、家庭菜園、ガーデニング
2)軽スポーツ
(1)ゴルフ、ターゲットバードゴルフ、ミニゴルフ
(2)ゲートボール、ボーリング、ローンボーリング
(3)テニス、フリーテニス、卓球
(4)ビリヤード、輪投げ、ダーツ、フリスビー
(5)水泳、水中歩行、水中ダンス